韓国・独立記念館
〜拷問ジオラマと朝鮮総督府〜
以前はガラガラだったのに、最近は大混雑
韓国の反日施設のメッカ?として有名なのが、ここ独立記念館。ソウルから1時間ちょっとの天安市に建設されています。
展示の一番人気は、なんといっても日帝時代の拷問ジオラマ。校外学習にきていた生徒たちも、みんな釘付けになってました(トホホ……)。
僕がもう何年も前に来たときは、館内も暗く陰湿な展示にうんざりしましたが、最近になって、拷問ジオラマもガラス越しに移されたようです。ハングルしか書かれていなかったパネルにも日本語が書かれ、なかなか勉強になります(笑)。
とうわけで、拷問ジオラマを初公開! さすがに写真だと気分が悪くなるので、見たい人はこちらをクリック
で、実は、独立記念館には、もう1つ見所があります。今は亡き朝鮮総督府庁舎の残骸が見られるんですね〜。
朝鮮総督府はソウルの景福宮(日本の皇居みたいなところ)に建っていて、戦後は国立中央博物館として使用されてきました。それが1995年8月についに壊されたんですが、この廃材を利用した公園が記念館の脇に作られているのです。
なにせ、朝鮮総督府は日本が威信をかけて造った石造建築。壊すのにもずいぶん金がかかったみたいですが、壊した後の廃材処理にも困ってしまったわけです。それがバラバラにされて、ひっそりと展示されてるんです。
今回の再訪は、実はこれを見物にいくためでした。記念館本体から若干離れているため、ここはガラガラ。そりゃ、わざわざ見に行く物好きは少ないわね(笑)。
庁舎の中央にあった塔の残骸。わざわざ地下5メートルに設置(下図1部分)
塔の後方・楕円の石が下図5部分
庁舎の残骸が、脈絡のないモニュメントに!(下図6部分)
公園の看板より。
左:「定礎」石(上図2部分)
中:正面出入口の上部彫刻(上図7部分)
右:上図6部分の彫刻一例
制作:2002年5月6日
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