ムー大陸の遺跡発見?
ポンペイ島観光

ポナペ島ポンペイ島
島全体がマングローブで覆われたな〜んも無い島



 1931年にジェームズ・チャーチワードが発表した「失われたムー大陸」。東西8000キロ、南北5000キロにわたる太平洋の巨大な大陸で、5万年以上前に人類がここで誕生したと言います。
 最高神官ラ・ムーの下、世界各地に植民地を持ち文明を築きあげていったムー帝国。最盛時の人口は6400万人で、都市間には石畳の道路が敷かれ、巨大な石造建築がいっぱいあったそうです。

 この大帝国が、1万2千年前、大津波でわずか1日にして海底に沈んでしまったのはご存知の通り(?)。かくして、太平洋上の島々には、今も巨石文明の遺構が残っているわけです。

 で、そのうちの1つがこれ。ミクロネシア連邦・ポナペ島(現在はポンペイ島)にある謎の建造物。う〜ん、これがムーの遺跡とは!!

ポナペ島ポンペイ島
右下の人間の大きさから見て、かなり大きいのが分かるでしょ?


 実はポナペというのは「石の上の祭壇」という意味で、この石造人工遺跡「ナンマドール」こそが島の名前の由来というわけです。ところが、この島には大きな石がまったくなく、いったいどのように石を運んだのか、いまだに不明。そういう意味では、ムー大陸の存在を認めれば簡単に説明が付くわけですね。

 まぁ現代の地球物理学では太平洋上の古代大陸の存在はほぼ否定されていますが、たまには古代ロマンに浸るのもいいかもね。


 ちなみに、ここは戦争中、日本の委任統治領でした。で、ポナペ神社と南洋廳ポナペ國民學校跡(門柱)が残ってました。おっと、戦車もあるよ。

ポナペ島ポンペイ島 ポナペ島ポンペイ島

更新:2004年8月30日(島に行ったのは1997年5月)

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