100メートルの砂山で直滑降!
いくら転んでも安全
《レルヒは6尺にあまる巨躯にて、登山、猟銃等に巧みにして、特に本国にありてはスキーの達人と称せられる名人にて、明治43年(=1910年)12月、(新潟)高田に来着すると間もなく、秩序的に教育を始めたるなりし。歩兵第58連隊-隊長堀内大佐-長岡中将-レルヒ中佐-こそ、雪国遊技として、また軍事上の1部門としてわが国スキー界の恩人なりといふべし》(『明治事物起原』)
というわけで、やっぱり軍事目的で始まっていたスキーですが、今回は、雪の上ではなくて、砂の上でスキーを体験してみよう!
サンドスキーといえば、日本では単なるソリ遊びとしか思われてませんが、実は2001年夏?に、オーストラリアからサンドボードが輸入されたんです。まぁ、スノボの“砂の上版”というわけで、これは立派なスポーツですね。
関東近辺では下田の田牛(とうじ)サンドスキー場が有名ですが、今回は関東最大の砂山である千葉県館山に行って来たよ!
長さは100メートルをゆうに越えていて、なかなかの珍スポットなのだ!
この広大さを見て! 場所は館山グランドホテルの裏
で、裸足でボードを履いて、いざ滑降! って、ワックス塗らないと全然滑んないじゃん。というか、塗ってもあんまり滑んないよ。ダラダラ〜と下って、ポテッて感じで終了。当然、リフトなんて洒落たものはないから、あとはエッチラオッチラ上らないといけない。
……すごい疲れない、これ? 結局、10回も下ったら、ヘロヘロボンボン。労力の割にそれほど面白くもないし、イマイチモード炸裂かも。絶対日本では流行らんだろうな〜。
体験したのは夏の盛りで、砂に日光が反射して、汗だく。全身砂まみれだし、いったいどうしよ〜〜。
制作:2002年11月10日
<おまけ>
俺的には、この看板の方が気になります。
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