鉄道年表
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鉄道の歴史
鉄道年表・完全版
1853(嘉永6年)
09.26(旧暦08.24) 佐賀藩士・本島藤太夫、ロシア・プーチャーチンが持ち込んだ汽車模型を目撃
佐賀藩で試作した汽車模型
1854(嘉永7年)
03.21(旧暦02.23) ペリーが持参した機関車の模型が横浜で運転された
ペリーの鉄道模型
ペリー鉄道模型の運転風景
1869(明治2年)
12.07(旧暦11.05) 岩倉具視、大隈重信、伊藤博文ら政府首脳がイギリス人公使ハリー・パークスと面会し、鉄道建設と借款について意見交換
12.12(旧暦11.10) 鉄道建設の廟議決定。基本方針は東京〜京都を中山道で結び、東京〜横浜と琵琶湖〜敦賀港を支線とする
1870(明治3年)
04.17(旧暦03.17) 東京〜神奈川の測量令達。25日よりイギリスの鉄道技師エドモンド・モレルらが汐留から測量開始。これをもって鉄道企業の創始とする
04.19(旧暦03.19) 民部・大蔵省に鉄道掛を設置。事務所は東京築地の旧尾張藩邸
08.26(旧暦07.30) 鉄道掛出張所を大阪と神戸に設置し、関西鉄道局と称する。同日、大阪〜神戸間の測量開始
11.13(旧暦閏10.20) 工部省を皇居内に設置し、鉄道掛を所属させる
横浜の測量
1871(明治4年)
02.09(旧暦12.20) 工部省の旗を白地に赤で「工」と決定
08.02(旧暦06.16) 京都に鉄道掛出張所を設置、京都〜大阪間の測量開始
09.28(旧暦08.14) 工部省に鉄道寮を設置
工事中の横浜駅
1872(明治5年)
04.05(旧暦02.28) 太政官布告で鉄道略則を公布
04.12(旧暦03.05) 品川〜横浜間の運賃を上等1円50銭、中等1円、下等50銭と決定
06.12(旧暦05.07) 品川〜横浜(現桜木町)3.8km仮開業。1日2往復の旅客列車を運転。新暦では6月12日
07.20(旧暦06.15) イギリス人ブラックに対し、停車場内での新聞販売を許可。これが構内営業の最初
10.01(旧暦08.30) 京橋弓町の上田虎之助に対し、新橋停車場内の用地を貸し、西洋食物茶店の営業を許可
10.14(旧暦09.12) 新橋(現汐留)〜横浜(現桜木町)29.0km全通。明治天皇が新橋・横浜の両停車場に臨御し、勅語を賜る
10.15(旧暦09.13) 新橋〜横浜9往復の旅客列車を運転。中間の駅は品川、川崎、鶴見、神奈川の4駅。旅客運賃は新橋〜横浜上等1円12銭5厘、中等75銭、下等37銭5厘
新橋駅に行幸した明治天皇
新橋駅の開業式
横浜の開業式
1873(明治6年)
01.01(旧暦12.06) 太陰暦を廃し太陽暦を採用
01.27 列車の火災で民家炎上。沿線火災の最初
06.05 往復常乗切手(限定的な定期券)制度開始
09.15 貨物営業開始
新橋駅の荷役作業
1874(明治7年)
05.11 大阪〜神戸32.7km運輸営業開始
10.11 ポイント障害のため、新橋駅近辺で機関車と貨車が転覆。車輌転覆の最初
12.01 大阪〜神戸で貨物営業開始
大阪駅
大阪駅の開業式
1875(明治8年)
03.17 中山道鉄道測量に着手
05.ー 神戸工場で国産木材を使って客車・貨車を製造(車輪等は輸入)。客車製造の最初
08.18 神奈川県の道井八太郎に京浜間列車内の貸し座布団宮業を許可
1876(明治9年)
06.12 品川〜川崎間に大森停車場を設置
08.09 大阪〜高槻間に吹田および茨木停車場を設置
09.05 大阪〜京都仮営業開始
12.01 新橋〜品川複線化完成、中間に田町仮駅を設置
京都駅
1877(明治10年)
01.11 太政官達をもって鉄道寮を廃止し、工部省に鉄道局を設置
02.05 大阪〜京都43.1km全通。明治天皇、京都、大阪、神戸に臨御し、勅語を賜る。翌日から旅客営業を開始
11.20 京都〜大阪に貨物営業開始
11.27 六郷橋木橋を鉄橋に掛け替え。鉄橋の始まり
かけかわった六郷橋鉄橋
1878(明治11年)
05.01 起業公債証書発行条例で日本初の国債発行。集めた1250万円のうち214万円を鉄道建設に充当
08.21 京都〜大津着工。日本人が工事を担当
10.01 割引往復切手(往復割引)販売開始
12.15 新橋〜横浜ではじめて公衆電報開始
1879(明治12年)
04.14 日本人初の機関方3名が乗務開始
日本人初の機関士
1880(明治13年)
06.28 逢坂山隧道工事完成。日本人によるトンネル工事のはじまり
09.06 神戸〜三宮に電話機設置
11.28 官営幌内鉄道、手宮(小樽)〜札幌35.9kmが開通
開通当時の札幌駅
1881(明治14年)
08.30 明治天皇、北海道へ。小樽〜札幌に乗車
11.11 政府は日本鉄道会社に32条の「特許条約書」を下付
1882(明治15年)
05.01 太湖汽船会社が大津〜長浜を汽船で連絡
06.25 東京馬車鉄道、新橋〜日本橋開業
11.13 幌内鉄道、札幌〜岩見沢〜幌内開業、幌内炭坑に開通
新橋駅の馬車鉄道
1883(明治16年)
07.28 日本鉄道会社、上野〜熊谷開業
上野駅
上野〜熊谷開通式
1884(明治17年)
06.25 上野から高崎開業式に明治天皇臨御
08.20 日本鉄道、上野〜前橋全通
上野機関区
1885(明治18年)
03.01 日本鉄道、新橋〜赤羽開業、途中駅は品川、渋谷、新宿、板橋
07.16 日本鉄道、大宮〜宇都宮開業
10.15 高崎〜横川開通。松井田は日本初のスイッチバック停車場
12.22 太政官制が廃止され内閣制が敷かれる。工部省を廃止し、鉄道局は内閣直属に
12.29 阪堺鉄道(現・南海)、難波〜大和川開通
明治18年頃の品川駅
1886(明治19年)
01.01 新橋〜横浜で初の定期券
06.17 日本鉄道、利根川鉄橋開通
07.09 明治天皇、利根川鉄橋を天覧
12.ー 揖斐川橋梁、長良川橋梁完成
1887(明治20年)
05.18 勅令第12号をもって私設鉄道条例公布
05.20 両毛鉄道、小山〜足利開通
06.01 内国通運会社が到着小荷物の配達開始
09.01 日本鉄道会社、手荷物規定を改訂。上等1人100斤、中等60斤、下等30斤まで無料
12.07 京都〜神戸間で海外電報の取り扱い開始
12.15 上野〜塩釜、仙台開通
仙台駅
1888(明治21年)
01.04 山陽鉄道会社発起人に神戸〜赤間(下関)免許状下付、1月9日設立
12.01 上田〜軽井沢開業
12.23 山陽鉄道、明石〜姫路開業
1889(明治22年)
04.11 甲武鉄道、新宿〜立川開業
04.16 静岡〜浜松開業
06.16 大船〜横須賀開業
07.01 新橋〜神戸全通
07.10 名古屋で鉄道1000マイル祝賀会
08.11 甲武鉄道、新宿〜八王子全通
12.11 九州鉄道、博多〜久留米開業
1890(明治23年)
01.01 官営鉄道で貴重品運送条規、切符の有効期限規定を実施
03.17 法律第20号をもって官設鉄道会計法公布
08.01 日本鉄道、日光線全通
09.06 内務省の管轄で鉄道庁設置
11.01 官設鉄道で途中下車制度開始。日本鉄道、一ノ関〜盛岡開業
12.25 関西鉄道、柘植〜四日市開業
12.27 大阪鉄道、王寺〜奈良開業
1891(明治24年)
03.18 山陽鉄道、岡山まで開業
04.25 山陽鉄道、岡山〜倉敷開業
07.01 門司〜熊本開業
08.20 九州鉄道、鳥栖〜佐賀開業
09.01 日本鉄道、盛岡〜青森開業、上野〜青森全通
10.28 濃尾大地震で東海道線不通。救護品の無料・割引運送開始
11.03 山陽鉄道、福山〜尾道開業
1892(明治25年)
07.21 鉄道庁が逓信省の管轄に
11.01 日本鉄道、遠距離乗車の料金逓減を開始
1893(明治26年)
02.01 日本郵船、青森〜函館〜室蘭航路を開設
04.01 横川〜軽井沢開業、高崎〜直江津全通
06.ー 神戸工場で国産初の機関車製造
11.01 鉄道庁を鉄道局と改称して逓信省の1局とする
1894(明治27年)
06.10 山陽鉄道、広島まで開業
08.01 清国に宣戦布告。官設鉄道、日本鉄道、山陽鉄道に対して軍事輸送運賃の割引を決定
12.01 奥羽北線、青森〜弘前開業
1895(明治28年)
01.31 京都電気鉄道(後の京都市電)開業。日本初の電気鉄道
04.03 甲武鉄道、新宿〜飯田町開業
甲武鉄道の市ヶ谷駅付近(左上は陸軍士官学校)
1896(明治29年)
04.18 奈良鉄道会社、京都〜奈良全通
07.15 北陸線、敦賀〜福井開業
07.24 名古屋に鉄道車輌製造所(現・日本車輌)開業
09.01 新橋〜神戸に初の急行運転
09.07 大阪に汽車製造開業
12.25 日本鉄道、上野〜土浦〜水戸直通運転開始
1897 (明治30年)
08.18 鉄道作業局官制公布
09.25 山陽鉄道、広島〜徳山開業
ー.ー 山陽鉄道、官設鉄道で入場券の販売開始
ー.ー 官設鉄道、手荷物運搬人(赤帽)の営業許可
1898 (明治31年)
01.ー 関西鉄道、日本で初めて客車内に電灯設置
04.01 北陸線、米原〜金沢開通
07.09 北海道移住者への運賃を無料に
07.16 北海道官設鉄道、旭川に到達
09.22 山陽鉄道、車内にボーイを乗車させる
11.18 関西鉄道、名古屋〜大阪全通
11.27 九州鉄道、門司〜長崎全通
11.28 帝国鉄道協会設立
1899 (明治32年)
03.16 官設鉄道、遠距離乗車の料金逓減を開始
05.25 山陽鉄道に日本初の食堂車が登場
08.ー 山陽鉄道、夏期夜行列車で蚊帳貸し出し
08.27 東武鉄道、北千住〜久喜開通
10.ー 官設鉄道、新橋と横浜でレストラン開業
1900(明治33年)
02.ー 浅野石油、油送車を運行(民間貨車のはじまり)
03.13 鉄道船舶郵便法公布
03.16 私設鉄道法、鉄道営業法公布
04.08 山陽鉄道に日本初の寝台車が登場
05.10 大和田建樹、鉄道唱歌発表
06.12 鉄道作業局に日本初の女子社員10名登場
09.15 外国に鉄道敷設する帝国会社に関する法律公布
10.01 新橋〜神戸の急行に寝台車連結
11.01 官設鉄道、90日有効50回分の回数券制定
12.ー 東海道線に蒸気暖房設置
12.ー 官設鉄道、団体割引実施
初期の寝台車
1901(明治34年)
04.11 奥羽南線、福島〜山形開通
05.27 山陽鉄道、神戸〜下関全通、関門海峡を渡船で連絡
06.ー 官設鉄道、学生定期新設
12.01 新橋〜神戸急行に食堂車連結
12.ー 官設鉄道、新橋に発電所を造り、自家発電開始
初期の食堂車
1902(明治35年)
07.ー 官設鉄道、寝台車と食堂車に電気扇(扇風機)設置。新橋駅構内で電話交換開始
09.25 名古屋〜大阪間をめぐり、官設鉄道と関西鉄道の競争激化、協定覚書交換
10.21 奥羽北線、青森〜秋田開通
11.01 山陽鉄道、下関に山陽ホテル開業
11.ー 官設鉄道、新橋〜京都に日本初の臨時回遊列車運転開始
12.01 平野哲五郎、日本初の紙製荷札発売
1903(明治36年)
02.01 中央東線、笹子隧道(トンネル)完成
04.01 日本鉄道、田端〜池袋開業(複線)、池袋駅開業
06.11 中央東線、初鹿野〜甲府開通
08.22 東京電車鉄道、新橋〜品川の電車運転開始
1904(明治37年)
01.25 鉄道軍事供用令公布、軍事輸送について規定
02.10 ロシアに宣戦布告
08.21 甲武鉄道、飯田町〜中野で汽車・電車併用し、自動信号機設置。ともに日本初
10.15 北海道鉄道、函館〜小樽全通
1905(明治38年)
03.13 鉄道抵当法公布
09.05 ポーツマス会談で長春〜旅順の鉄道の権利を譲渡される
09.11 山陽鉄道、下関〜釜山航路開始
09.14 奥羽線、福島〜青森全通
1906(明治39年)
03.31 鉄道国有化を定めた鉄道国有法公布
05.20 名古屋で鉄道5000マイル祝賀会
06.07 南満州鉄道設立に関する詔勅
11.26 南満州鉄道設立
南満州鉄道本社
1907(明治40年)
03.12 帝国鉄道庁官制公布
05.01 逓信省公達をもって帝国鉄道庁職員救済組合規則を制定(日本初の救済組合)
05.15 トーマス・クックと組んで外国人に切符販売
1908(明治41年)
03.07 鉄道員が青森〜函館航路開設
11.08 山陰西線、松江に到達
12.05 鉄道院が誕生し、帝国鉄道庁と逓信省鉄道局廃止
1909 (明治42年)
10.12 鉄道院が線路名称を制定(鉄道院告示第54号)。現在の山手線、常磐線などの名が誕生
11.21 門司〜鹿児島全通
1910 (明治43年)
03.10 箕面有馬電気軌道(現・阪急)が梅田〜宝塚開業
04.21 地方の鉄道整備を促進するため軽便鉄道法公布。
06.12 鉄道院、宇高航路を開く
07.23 東武鉄道、浅草〜伊勢崎全通
08.29 日韓併合
梅田駅
1911 (明治44年)
03.01 大連、朝鮮、ウラジオストック経由の国際連絡輸送開始
03.23 軽便鉄道補助法公布
05.01 中央線、飯田町〜長野〜名古屋全通
05.20 常磐病院開設
07.14 鉄道院、被服調製を直営化
11.01 小倉〜大分全通
大連港の桟橋
名古屋駅
中央線全通の祝典
1912 (明治45年、大正元年)
01.31 中央線に婦人専用車連結
03.01 山陰線、京都〜出雲全通
03.12 ジャパン・ツーリスト・ビューロー設立
04.01 万世橋駅開業
05.11 信越線、横川〜軽井沢で、アプト式電気機関車EC40形が使用開始。日本初の電気機関車
06.15 新橋〜下関に展望車。日本初の特急運行開始、座席指定券を発行
07.30 大正に改元
09.14 青山から桃山まで明治天皇大喪列車を運行
11.03 京成電気軌道、押上〜江戸川開通
万世橋駅
葉山から東京駅に到着した大正天皇の遺体
1913(大正2年)
04.15 京王電気軌道、笹塚〜調布開通
08.01 東海道線複線工事完了
09.15 鉄道院、シベリア、欧州、スエズ経由の世界一周連絡運輸開始
10.01 東京〜北京など朝鮮総督府鉄道と南満州鉄道経由の直通運転開始、日支連絡乗車券発売
1914(大正3年)
05.25 代々木から桃山まで昭憲皇太后の大喪列車運行
06.01 常磐病院を東京鉄道病院に改組
08.23 ドイツに宣戦布告
11.ー 旅行案内社から鉄道院旅行案内を公式刊行
12.18 東京駅完成
12.27 山手線、品川〜赤羽の蒸気機関車廃止
東京駅開業
1915(大正4年)
03.24 日独戦争で山東鉄道を管理下に
04.01 鉄道院、厳島神社航路開設
11.06 大正天皇御即位式大礼列車を東京〜京都などで運行
東京駅前の即位奉祝
1916(大正5年)
04.10 内閣に軌制調査会を設置し、広軌と狭軌の議論開始
11.17 京浜間の鉄道二等車に電気暖房
1918 (大正7年)
04.01 熱海線で丹那隧道の工事起工
08.29 日本初のケーブルカーとして、生駒鋼索鉄道開業
1919(大正8年)
02.01 鉄道院、食堂車および寝台車を禁煙
03.01 東京〜万世橋開業で、中野〜東京〜品川〜池袋〜上野の「の」の字運転開始
03.01 東京乗合自動車(青バス)が営業開始
04.09 地方鉄道法公布
07.11 鉄道院、鉄道電化の大方針発表
現存する万世橋駅
1920(大正9年)
05.15 鉄道省設置。地方に東京、名古屋、神戸、門司、仙台、札幌の6鉄道局を置く
1921(大正10年)
04.14 軌道法公布
08.31 鉄道省、『日本鉄道史』刊行
10.14 東京駅で鉄道50年祝典。鉄道博物館開館
11.04 原敬首相、東京駅で刺殺
鉄道50年祝典
1922 (大正11年)
04.11 鉄道敷設法改正で、国鉄がローカル線の整備を負担
10.13 鉄道省、10月14日を鉄道記念日に制定
1923 (大正12年)
05.01 鉄道省、樺太大泊〜稚内航路開設
07.01 鉄道省、東京〜下関に3等特急新設
09.01 関東大震災、鉄道省庁舎焼失
09.03 避難者への無賃乗車を許可、家族以外の東京への移動制限
11.18 鉄道省仮庁舎竣工
関東大震災前と直後の新橋駅
震災直後の横浜駅と復興後の横浜駅
1924 (大正13年)
03.ー 門司に日本初の踏切警報機が登場
04.13 日立製作所、国産初の大型電気機関車ED15試運転
04.19 青函連絡船で初の貨車航走
12.ー 東京駅に色灯式の信号機登場
国産初の大型電気機関車ED15
新宿駅の色灯式信号機
1925 (大正14年)
04.01 時刻表創刊
07.17 国鉄車両の連結器を自動連結器に交換
09.02 松屋呉服店に東京駅の派出案内所を設置、乗車券の出張販売
11.01 神田〜上野に高架が開通し、山手線の環状運転開始
11.21 阪神急行電鉄、オール・スチール車両を試験導入
12.20 ジャパン・ツーリスト・ビューローが各種乗車券を発売開始
時刻表創刊号
左が密着連結器、右が自動連結器
日本初の高架線
1926 (大正15年)
04.01 通行税廃止
04.25 日本初の自動券売機を東京駅に4台、上野駅に2台設置、ドイツ製
09.28 鉄道省、省線電車の一部でドアエンヂン(自動ドア開閉装置)採用
12.25 昭和と改元
1927 (昭和2年)
02.08 新宿御苑〜東浅川に大正天皇大喪列車運行
03.01 傷痍軍人に無賃乗車証交付
04.01 小田原急行、新宿〜小田原全通
04.03 予讃線、松山に到達
04.16 西武鉄道、高田馬場〜東村山開業
07.05 東京日日新聞と大阪毎日新聞が日本新八景制定
08.27 鉄道省、広告取扱規程を制定
12.30 東京地下鉄道、上野〜浅草で開業。日本初の地下鉄
開業した地下鉄上野駅
1928(昭和3年)
10.01 鉄道省、搬送式電話の使用開始
11.01 新京阪鉄道、大阪〜京都連絡
11.05 昭和天皇即位と大嘗祭のため、お召し列車運行
12.02 豊肥線、熊本〜大分全通
ー.ー C53型蒸気機関車とEF52型電気機関車完成
C53型蒸気機関車
1929(昭和4年)
07.10 東京鉄道局、海の家を逗子に開く
08.21 新鶴見操車場、新設
09.15 鉄道省、東京〜下関第1、2特急に「富士」、第3、4に「桜」と命名
10.01 東武鉄道、日光線全通
11.07 特急「富士」「桜」にトレインマーク
12.16 東京駅に八重洲口設置
12.29 清水隧道(トンネル)貫通
1930(昭和5年)
02.01 国産ガソリン動車の運転開始
04.24 国際観光局設置
04.25 京成電気軌道、成田まで開通
10.01 東京〜神戸に超特急列車「燕」運転開始
11.14 浜口雄幸首相、東京駅ホームで狙撃され重傷
1931(昭和6年)
04.01 自動車交通事業法公布
06.25 鉄道省、塩釜〜隅田川で活魚の試験輸送
09.01 清水トンネル完成、越後湯沢まで開業
清水トンネル
1932(昭和7年)
03.01 満州国建国
03.02 鉄道弘済会設立
03.31 東京横浜電鉄、渋谷〜桜木町全通
04.01 京都市営、無軌条電車運転開始(日本初のトロリー電車)
04.05 上野駅新装オープン
07.01 総武本線、お茶の水〜両国開業
新上野駅
1933(昭和8年)
02.09 満州国、同国国鉄の新線建設と経営を満鉄に委任
12.27 鉄道省、東京鉄道ホテルを直営で開業
1934(昭和9年)
06.21 東京地下鉄道、浅草〜新橋全通
10.25 高山線、岐阜〜富山全通
12.01 丹那トンネル完成、熱海〜沼津開業
1935(昭和10年)
01.12 鉄道省、「鉄道精神の歌」制定
04.06 満州国皇帝、横浜に上陸後、お召し列車で入京
06.16 鉄道省、関門海峡隧道(トンネル)の調査研究機関設置
07.15 東京〜下関の特急一等寝台の一部にバス・シャワー設置
11.01 鉄道省、一部列車で弁当、お茶の車内販売開始
来日した満州国皇帝を歓待
1936(昭和11年)
04.25 鉄道博物館、万世橋駅に移転
09.19 関門海峡トンネルの起工式
1937(昭和12年)
04.05 小運送業法および日本通運株式会社法公布
06.01 全国の鉄道の小児無賃年齢を4歳未満から6歳未満へ
10.01 日本通運創立(国際通運を改組)
日本通運の母体となった国際通運の社旗
1938(昭和13年)
03.31 東京駅の人力車廃業
04.01 国家総動員法、陸上交通事業調整法公布。日華事変特別税法で乗客から通行税徴収、東急や近鉄などの巨大私鉄誕生
04.21 大阪市営地下鉄、難波〜天王寺開通
09.15 日本食堂創立
10.ー 鉄道省、朝鮮海峡横断隧道(トンネル)の実地調査開始
1939(昭和14年)
01.15 東京高速度鉄道会社、渋谷〜新橋開通
02.17 東京府内の円タクがメーター制に
04.17 華北交通創立
04.30 華中鉄道創立
10.18 価格等統制令、賃金統制令、電力調整令公布
11.16 鉄道省、信濃川発電所で発電開始
1940(昭和15年)
02.01 陸運統制令、海運統制令公布
08.29 鉄道省、紀元2600年式典の参列者3万人を無賃にすると発表
10.01 日満支間の旅客・貨物の連絡開始
11.10 皇居前で紀元2600年式典挙行
11.11 日本観光連盟結成
紀元2600年式典
1941(昭和16年)
04.15 瓦斯用木炭統制規則公布
07.04 帝都高速度交通営団設立
07.10 世界初の海底トンネル「関門海底隧道」が片道開通
08.30 重要産業団体令、配電統制令、金属類回収令公布
11.15 陸運統制令公布
1942(昭和17年)
03.20 新幹線丹那トンネル起工式を熱海で挙行
05.01 東京横浜電鉄、京浜電気鉄道、小田急電鉄が合併し東京急行電鉄が誕生
05.30 鉄道軌道統制会設立
07.01 関門海底隧道(トンネル)開業、山陽本線全通
09.26 鉄道省、時刻の呼称を24時間制に変更、10月11日施行
10.14 鉄道70周年記念式典。『鉄道略年表』刊行
新丹那トンネルの工事
関門トンネル開通祝賀会
鉄道70年記念切手とスタンプ
1943(昭和18年)
02.15 臨戦ダイヤで急行大削減
10.01 決戦ダイヤで貨物大増発
11.01 運輸逓信省官制を公布
1944(昭和19年)
01.ー 門司駅に蛍光灯採用
04.01 「旅行及荷物運送戦時特例」施行。100km以上の旅行には旅行証明書が必要に
「決戦非常措置要項」実施で一等車、食堂車、寝台車が全廃、特急、急行の大幅削減
05.10 名古屋に日本初の女性車掌誕生
旧門司駅
1945(昭和20年)
07.04 空襲でほとんどの青函連絡船が沈没
08.15 運輸省に復興運輸本部を設置
1945(昭和20年)
09.01 進駐軍との折衝にあたる運輸省渉外室(RTO)を創設
1947(昭和22年)
05.05 中央線急行に婦人子供専用車を設置
1949(昭和24年)
04.ー 資材の購入売却に競争入札導入
06.01 日本国有鉄道発足。運輸省から鉄道事業を移管
07.05 下山事件(下山定則国鉄総裁が轢死体で発見)
07.15 三鷹事件(三鷹駅で無人電車が暴走)
08.17 松川事件(東北本線金谷川〜松川間で列車転覆)
09.15 国鉄として戦後初の特急列車「へいわ」を運行開始
下山総裁と事件現場
三鷹事件
1950(昭和25年)
01.01 東京〜大阪間の特急「へいわ」を「つばめ」と改称
11.18 京都駅で火災発生、駅舎全焼
「つばめ」トレインマーク
1951(昭和26年)
04.24 桜木町駅で地気発火、車両炎上(桜木町事件)
桜木町事件
1952(昭和27年)
04.01 RTO廃止、駐留軍専用列車を特殊列車とする
10.14 鉄道80周年記念式典挙行
1953(昭和28年)
03.ー 日本初の幹線用ディーゼル機関車DD50形完成
1954(昭和29年)
09.26 台風15号で青函連絡船「洞爺丸」ほか5隻が沈没
洞爺丸
1955(昭和30年)
05.11 宇高連絡船「紫雲丸」が沈没
1957(昭和32年)
09.05 仙山線で交流電気による営業運転開始(交流電化のはじまり)
12.17 東京都交通局が上野でモノレール線を開業
1958(昭和33年)
10.14 1号機関車、1号御料車、弁慶号機関車、旧長浜駅、0哩(マイル)ポストを鉄道記念物に指定
汐留のゼロマイルポスト
1959(昭和34年)
03.15 営団地下鉄、丸ノ内線池袋〜新宿間開通
1960(昭和35年)
02.01 国鉄の指定券予約システム「MARS-1」稼働。開発は日立
1964(昭和39年)
09.17 東京モノレール開業
10.01 東海道新幹線開業
新幹線開業時のパンフレット
1965(昭和40年)
09.24 全国の主要駅に「みどりの窓口」オープン
1966(昭和41年)
12.12 中央本線に初の特急「あずさ」運転開始
1970(昭和45年)
10.01 「DISCOVER JAPAN」キャンペーン開始
1972(昭和47年)
10.14 鉄道100年
100年記念切手
1974(昭和49年)
09.15 山手線にシルバーシート設置
1977(昭和52年)
01.06 「一枚のきっぷから」キャンペーン開始
1978(昭和53年)
11.03 「いい日旅立ち」キャンペーン開始
1980(昭和55年)
03.15 「いい旅チャレンジ20000km」キャンペーン開始
1982(昭和57年)
03.01 「青春18のびのびきっぷ」発売開始。翌年7月20日から「青春18きっぷ」に名称変更
11.15 東北新幹線と上越新幹線開業
1984(昭和59年)
02.01 「エキゾチックジャパン」キャンペーン開始
1985(昭和60年)
03.14 オレンジカード発売開始
1986(昭和61年)
12.04 国鉄改革関連8法案を公布
1987(昭和62年)
04.01 国鉄分割、民営化
06.17 JR東海「シンデレラエクスプレス」キャンペーン開始
1990(平成2年)
12.20 ガーラ湯沢開業
1991(平成3年)
03.19 成田エクスプレス誕生
1992(平成4年)
03.14 東海道新幹線に「のぞみ」誕生
07.01 山形新幹線開業
「のぞみ」で登場した300系新幹線
1997(平成9年)
10.01 長野新幹線開業
長野新幹線(軽井沢駅)
東北新幹線(E4系MAX)
1999(平成11年)
07.16 上野〜札幌に寝台特急カシオペア運転開始
2003(平成15年)
04.10 創業当時の新橋駅を汐留駅跡地に再現
創業当時の新橋駅を再現
2007(平成19年)
10.14 鉄道の日に鉄道博物館が開館
鉄道博物館
2009(平成21年)
03.14 東京駅発の最後のブルートレイン「富士」「はやぶさ」廃止
ブルトレ「はやぶさ」
2015年(平成27年)
03.14 北陸新幹線、金沢まで開通
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