北朝鮮・白頭山バーチャルツアー
長白山は北朝鮮側では白頭(ペクト)山と呼ばれています。現地で北朝鮮ルートのガイドブックを入手したので、公開しておきましょう(出典は平壌の旅游宣伝通報社発行「白頭山」より)。
白頭山は金正日同志誕生の地ですので、まず白頭密営にて、金正日同志の生家を見ることになります。
ここには故金日成主席が書かれた碑が立っております。全文は以下の通り。なお、正日峰は海抜1797mの美しい山です。
白頭山頂 正日峰
小白水河 碧渓流
光明星誕 五十周
皆賛文武 忠孝備
万民称頌 斉同心
歓呼声高 震天地
続いて、金日成同志が抗日のための重要会議を行った獅子峰密営、共産党同志と接見した熊山密営などを通過します。すると、3段になった思技文瀑布などが見えてきます。
思技文瀑布
そして、朝鮮最高峰の白頭山に到着です。頂上には美しい天池があり、人々は将軍峰(海抜2750m)より池を眺めます。
将軍峰
いよいよ下山です。三池淵には、金日成同志の輝かしい抗日の業績を讃える大記念碑や銅像がありますので、見逃さないようにしましょう。
ちなみに、白頭山を舞台にした金正日同志の切手がありますので、おみやげにどうぞ。
"Mt.Peakdu is my native place"
Kim Jong Il
それにしても……、金正日は本当はソ連領内で生まれてるわけですから、大ウソも甚だしい(笑)。
まぁ、でも、考えてみれば、長白山のような聖地も当時は日本領だったわけで、このあたりが抗日運動のもっとも盛んなところだったというのもうなずける話です。
余談ですが、白頭山・天池では「怪物」の目撃談が絶えません。もともと吉林新聞が2000年に報じたものなんですが、北側の水面に現れた「小さな黒点」が水滴を四方にはねながら勢いよく泳いでたとか何とか。うーん、謎ですな。
白頭山の中国側(長白山)を旅行する
更新:2003年7月16日
広告