日本軍が作った伝単(画像編)

 日本軍が海外でばらまいた「伝単」の画像を一挙公開しておきます。
 出典は『日本週報』(昭和34年6月4日号=第483号)です。


日本軍の伝単
(一般マレー人に向けて)イギリスのために働いてもこんな目に遭うぞ


日本軍の伝単
(一般マレー人に向けて)イギリスのために犠牲になるな!


日本軍の伝単
ルーズベルト大統領「兵士よ進め、必要ならば、
オーストラリアを空き家にするまで食い尽くせ」


日本軍の伝単
(重慶軍に向けて)ずるいイギリス人についていくと、銃剣の谷間に落ちるぞ


日本軍の伝単
(一般ビルマ人に向けて)イギリス人は悪魔だ、早くその手から逃れよ


日本軍の伝単
(インド兵、インド人に向けて)
アジア解放の進軍だ、イギリスは敗れたり。我らも隷属をやめ、独立だ!


日本軍の伝単
(インド兵、インド人に向けて)
チャンドラ・ボースはイギリスの大獅子を切った! みな協力せよ!


日本軍の伝単
(ガダルカナルの米兵に向けて)
過去:彼女の口づけも自由に楽しめたが……
現在:同じ口なのに、なんということ!


日本軍の伝単
かつてイギリス人は、ランカシャーの綿業者を守るため、
インド人5000人の指を切った!
インド人を食い物にするイギリスの悪魔を忘れるな!
独立しなければインドに幸福は訪れない!


日本軍の伝単
(インド兵、インド人に向けて)
巨象(インド)よ、立ち上がれ! 英国の鎖を切って独立するのは今だ!


日本軍の伝単
(一般インド人に向けて)
絶好の機会だ! お互いに争ってるときではない! みんな団結せよ!
そして独立のために戦え!


日本軍の伝単
(一般インド人に向けて)
インド人は飢えているのに、イギリス人は豪勢に楽しんでいる!


日本軍の伝単
英鬼から解放するのはこの斧だ。我らインド人には苦しい歴史がある。
独立の斧を振る以外、インド人を救う道はない。
拷問、虐殺、搾取、餓死で明け暮れたインド300年の血の歴史に、
今こそ我々は独立の斧で幕を閉じるのだ。


制作:2014年9月8日

日本軍の伝単はこうして作られた
日本にばらまかれた伝単
 
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