震災からの復興
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関東大震災から復興1年目
関東大震災が起きたのが1923年9月1日。
《過去は日々に遠くなる、未来は日々に近くなる、一日を経れば一日だけ大災害を被ったのは遠くなるのである、壮美な大東京建設の日には近づくのである。此の際は一にも勇気である、二にも勇気である、三にも四にも何にも彼にも勇気である》(幸田露伴「震災者に贈る言葉」)
こうした言葉に元気づけられ、人々は、崩壊した東京を着実に復興させていきます。今回は、震災が起きたちょうど1年後、まさに復興しつつある東京の画像を紹介します。
新橋から京橋方向を望む。右上は尾張町(現在の銀座4丁目)交差点
路面電車やバスが頻繁に通っています
浅草から隅田川対岸を望む
浅草
新橋から築地方面を見る。右端は工事中の歌舞伎座
築地本願寺で行われた黙祷
震災から1年たった大正13年9月1日、東京ではいたるところで供養会が行われました。市内では玄米の炊き出しや募金活動なども盛んで、震災復興展覧会も開かれたそうです。それにしても、たった1年で見事な復興ぶり。けっこう人間って強いんですねぇ。
つづいて、1931年に撮影された東京の空撮写真。
1930年に帝都復興祭が開催された後なので、まさに帝都復興の姿といえます。
山下橋上空から丸ノ内一帯を望む
銀座上空から京橋、日本橋、第1号幹線(昭和通り)を望む
麹町区大手町上空から日本橋、江戸橋を望む
神田区今川小路上空から、九段靖国神社、第2号幹線(大正通り=靖国通り)を望む
日本橋久松町から浅草、本所方面を望む
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関東大震災の画像
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関東大震災当日の様子(新聞)
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復興建築について
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関東大震災の体験記
更新:2013年6月2日
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