鳥瞰図を自由に動かす


 2012年7月、九州地方を「これまでに経験したことのないような大雨」が襲いました。
 気象庁は切迫した危険を伝えるため、この豪雨からこうしたわかりやすい表現を導入したんですが、実際、35万人に避難指示・勧告が出て、各地で土砂崩れが起きるほどの大豪雨でした。

 ところで、九州は山がちというのはよく言われることですが、それを一目でわかるように視覚化する方法がないか考えたところ、鳥瞰図に思い当たりました。
 
 そこで、鳥瞰図の名人・吉田初三郎の作品を自由に操作できるようにしてみました。
 とりあえず、以下の鳥瞰図を公開しています。パソコンにFLASHプレーヤーが導入されていれば、上下左右、拡大縮小、全画面表示が自在にできるはずです。これを見れば、いかに九州が山がちかも、わかると思います。


日本鳥瞰 近畿東海大図絵(大阪毎日新聞、1927)/FLASH版はこちら
鳥瞰図

日本鳥瞰 九州大図絵(大阪毎日新聞、1927)/FLASH版はこちら
鳥瞰図

関東震災全地域鳥瞰図絵(大阪毎日新聞、1924)/FLASH版はこちら
 関東大震災の被害を図示したものです
鳥瞰図

歴代御陵巡拝図絵(大阪毎日新聞「サンデー毎日」、1928)/FLASH版はこちら
 天皇の墓の位置を鳥瞰図にしたものです
鳥瞰図


●鳥瞰図の世界【総論】
●吉田初三郎『日本八景名所図会』
●吉田初三郎『東京鳥瞰図』
●吉田初三郎『関東大震災鳥瞰図』

断面図の世界
制作:2012年7月15日

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