羊蹄丸の展示
青函連絡船「羊蹄丸」全景
「羊蹄丸」は昭和40年(1965)8月5日に就航し、昭和63年(1988)3月13日まで22年7カ月にわたって国鉄青函航路で活躍しました。合計で3万5826回の航海を行ない、のべ1178万3164人の乗客を運びました。引退後、船の科学館で長らく展示されてきましたが、年間約3千万円の維持費が工面できず、無償譲渡されることになりました。
「羊蹄丸」データ:全長132m、全幅17.9m、深さ7.2m、総トン数8311トン。旅客1200名、車両48両を積載でき、青森と函館を約3時間50分で結んだ
保存されている航海記録
羊蹄丸の艦橋
艦内に展示された青函ワールドのジオラマ
青森駅前・リンゴ屋
青森駅前・昭和30年に封切られた『ゴジラの逆襲』ポスターに注目。奥は焼芋屋
青森駅・待合室。中央がだるまストーブ。白マフラーの男は都会からの旅行者?
青森駅鉄道弘済会の売店。昭和30年12月15日の新聞が並んでいる
青森駅
青函連絡船の乗り場
右が青函連絡船専用の船載客車「スハフ44」。奥は貨車の出入りに使ったディーゼル機関車。左は再現された酔っぱらい
羊蹄丸の機関部(未公開部分)
スクリューの真裏部分(操舵機室)
スクリューは左右に2本で、中央上がスクリューを回す軸その下の太い軸は、貨車を積んで傾いた船体をバラストで修正するもの
機関部。12機筒1600馬力のエンジンを8基積んでいて、常時6基稼働させていた。残り2基は予備