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そのほかの製造機器

●明治時代の製釘機
 これはヘッドの部分で、本来は台の上に乗っかっているもの。洗剤と針金を入れてバッチンとやると釘ができる。現在は自動で釘ができるが、当時は針金を引っ張りながら1本1本作っていた(それでも1日何千本もできたそうです)。竹製板バネを使用して手動で作動。明治末の国内製で唯一現存。 大阪製鋲より1985年寄贈。

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●伸線用機器(酸洗機)
 バネを作るにもボルトを作るにも必要な線材を製造する(伸線)機械。鋼材を細くしていくのと同時に、機械と線材が溶着しないよう油をつけなくてはならない。その油を洗い落とすために、酸をためて、熱い線材を通過させる。 大阪製鋲より1985年寄贈。

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●クレヨン製造器
 サクラクレパスの旧型製造機械。3つのローラーが大理石でできているため、それだけでも値打ちがある。どうして大理石かというと、ロウを成型するときに大理石によって温度が下がるから。

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この複雑な歯車がすばらしい!


●活字製作機
 毎日新聞で使用していた英文字の活字製造器。鉛を溶かして活字を作る。言うまでもなく、活字を組み上げて「組み版」を作らないと印刷できませんでした。(1990年寄贈)

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全体像

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キーボード

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写真上方にある赤いシール直下に鉛をためた。完成した活字は下の枠に出てきます


●製茶機械(8点)
 現在、お茶の最高級品は手揉みで作るが、昔はすべて手もみだった。これは宇治茶のB級品を大量生産するため、初めて機械揉みを試みたもの。お茶をぐるぐる回して蒸しながら荒揉みする。大正から昭和初期にかけて、製茶メーカーと機械メーカーが合同制作したもの。多田製茶より1994年寄贈。

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荒揉み機

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こちらも荒揉み機

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お茶の再乾燥機