理化学機械
物理・化学用の計測器、試験機、小物など。主な寄贈先は以下の通り。
・通産省工業技術院の大阪工業技術試験所が旧蔵していた機器類約70点、試験報告
・雑誌等642点(1989年寄贈)
・大阪教育大学が旧蔵していた機器約20点(1989年寄贈)
・京都市工業試験場の機器8点、書籍・雑誌等382点(1989年寄贈)
●ビッカース硬度計
●継電器(リレー)
本体は大理石製
●PH試験器
●真空計
●アナログ式精密温度計
●清水焼の薬剤調合瓶
いまでは絶対に存在しない清水焼きの薬品入れ。大きい方はなんと高さ1メートルほどもあります。
●六極整流器
大正期の整流器。内部に水銀が入っているので危険物。現在ではどこに頼んでもこれほどのガラス細工は作ってくれません。
こちらが土台
●引っ張り試験器
島津製作所の引っ張り試験器。どこまでいったらもとへ戻らないか、どこまで塑性変形しないか、どこまでいったら切れるかを調べる機械。これは金属用。繊維用もあり。
●電子顕微鏡
同一型では唯一現存している電子顕微鏡(作動品)。日本電子工学研究所が1960年に作ったもので、このタイプは国内に1つもないそうです。昭和60年頃まで大阪教育大学で使われていた。