日本の機関車一覧

【1D2テンダー機関車】
d60-2
▲形式D60過熱テンダー機関車(昭和26年使用開始)
川崎車輌、汽車製造、日本車輌、日立製作所


 D50に2軸従台車をつなげることで、軸従を軽減し、使用範囲を拡大させようとしたもの

c62-2
▲形式D62過熱テンダー機関車(昭和25年使用開始)
川崎車輌、汽車製造、日本車輌、日立製作所、
鉄道省浜松工場、鷹取工場

 D52の軸重軽減のため、2軸従台車をつなげる形に改造。軸重は減ったが、総重量はD52を上回り、日本史上最大の貨物用機関車となった

【1E2タンク機関車】
e10-2
▲形式E10(昭和23年使用開始)汽車製造

 奥羽線庭坂〜米沢間の急勾配に使用していた
4110が老朽化し、新たに急勾配専用車としてE型が建造された。日本史上最大のタンク機関車。同区間の電化後は、北陸本線の倶利伽羅峠越えに使われている

【2C2テンダー機関車】
c61-2
▲形式C61過熱テンダー機関車(昭和22年使用開始)

d62-2
▲形式C62過熱テンダー機関車(昭和23年使用開始)
川崎車輌、汽車製造、日立製作所


 戦争中、増大した貨物輸送に対応するため、おびただしい数のD型機関車が作られたが、戦後、貨物の激減で、多くのD型が遊休状態となった。逆に、旅客輸送が大幅に増えたため、D型のボイラーを流用して、旅客用のC型に改造することになる。

 軸重が過大になるのを防ぐため、国鉄初の2軸従台車を採用。さらに、自動給炭機も装備していた。日本史上、最大で最強の旅客用蒸気機関車。なお、D51の改造はC61、D52の改造はC62となっている。

●1D1テンダー機関車
●1D形テンダー機関車
●2C1形テンダー機関車
●2C形テンダー機関車

【1C1型テンダー機関車】
c58
▲形式C58 (昭和13年使用開始)
川崎車輌、汽車製造、日立製作所、日本車輌、三菱重工業

 この形式は昭和13年に初めて製作されたC58形式のみ。C58形式機関車は、旅客列車用C51形式と、貨物列車用9600形式との中間の性能をもつもので、旅客・貨物列車兼用として設計された中型機。

●1C型テンダー機関車

【
C1型テンダー機関車】
7050
▲形式7050 (明治36年使用開始) Dubs製

7080
▲形式7080 (明治35年使用開始) Beyer Peacock製
この2形式のみ

【C型テンダー機関車】
7010
▲形式7010 (明治7年使用開始) Kitson製
 明治7年から20年頃までに輸入されたもので、7000、7010、7030、7100の4形式。構造が簡単で、かつ動軸が3つあるため、重宝された

【2B1テンダー機関車】
6600
▲形式6600 (明治30年使用開始) Baldwin製
 この形式は「アトランティック型」と言われ、欧米では急行列車に多用されました。わが国では日本鉄道が輸入した1形式のみ


●2B型テンダー機関車
●
マレー型複式機関車
●
C型/1C1アプト式タンク機関車
●E型タンク機関車

【
D型タンク機関車】
4030
▲形式4030 (明治28年使用開始) Baldwin製

 速度は低いが、牽引力が強いので、
貨物列軍用に向いていました。動輪の数が多く、車輪の直径が小さい。
 4030形式機関車は、明治28年に九州鉄道が初めてアメリカのBaldwinから購入しています。この形式は、他に北海道炭鉱会社で使用された4000形式のみ。

【1C2型タンク機関車】
c10
▲C10形式C10過熱タンク機関車 (昭和5年使用開始)川崎車輌、汽車製造
c11
▲形式C11過熱タンク機関車(昭和7年使用開始)川崎車輌、汽車製造、日立製作所笠戸工場、日本車輌

 本形式機闘車には3タイプあります。
 3500形式は2500形式を改造したもの。C10形は都市近郊で、小単位の高速旅客列車を頻繁に運転するためのもの。C11形式はC10形式の軸重を軽くして、運転範囲を広くするのが狙いでした。

【2C1型タンク機関車】
3800
▲形式3800 (明治31年使用開始)Dubs製。1C1同様、勾配線と 貨物用に使われた。3800のみ

●1C1型タンク機関車

【1C型タンク機関車】
 車輪全8輪のうち、後方6つが駆動輪となっています。
2800
▲形式2800 (明治30年使用開始) Scheweizerishe製
2850
▲形式2850 (明治30年使用開始) Pittsburg製

【C2型タンク機関車】
2700
▲形式2700 (明治45年使用開始) Cooke製
 C1型2500形式の車輪の不具合を改造したもの。日本ではこの形式2700のみ存在。勾配線または貨物用。

●C1型タンク機関車
●C型タンク機関車

【2B2型タンク機関車】
1060
▲形式1060 (明治19年使用開始) Sharp Stewart製

1070
▲形式1070 (大正4年使用開始) Dubs、Neilson製
 2B1型同様、テンダー機関車(石炭と水が別車輌)を改造したもの

●2B1型タンク機関車
●
1B1型タンク機関車
●1B型タンク機関車

【
B型タンク機関車】
1
▲形式1 (明治38年使用開始) Bagnal製
10
▲形式10 (明治22年使用開始)Krauss、Locomotivfabrik製
60
▲形式60 (明治22年使用開始)Hohenzollen製
60-2
▲形式60 。明治36年頃の山陽鉄道

 タンク機関車とは、機関車自身に石炭と水を搭載しているもの。前後自由に走行できるため、支線や短距離の折返し運転に使われます。ただし、石炭や水の搭載量が少ないため、長距離、長時間の運転には向きません。

 鉄道省において、形式1は明治38年に輸入されたイギリスBagnal製の小型機関車となっています。新橋工場の汽車入れ換えのために使われ、営業線には出ていません。

 鉄道省の規定では、形式は機関車の大きさによって命名されるため、小型機関車の本タイプが形式1となりました。いちばん古い機種という意味ではありません。