動輪が5つあるため、カーブの通過が困難でしたが、動軸に横動を与えることで、問題が解決した。4100形機関車も同じ方法を採用。ドイツMaffeiで製造され、奥羽線庭坂〜米沢間33.3‰上り勾配に使用されました。
従来は2120と9200形式の2両で牽引していましたが、本形式を採用してから1両で足りるように。その後、川崎造船所で4110形式が製造され、庭坂〜米沢だけでなく、人吉〜吉松間でも使われるようになりました。
形式4100過熱タンク機関車(大正元年使用開始) Maffei製
形式4110 過熱タンク機関車(大正3年使用開始) 川崎造船
ドイツから輸入された4100にならい、すべてドイツ風で作られています。