1969年9月30日に、千葉鉄道管理局から発行された「さよなら蒸気機関車」記念入場券3枚セット。
C57形式が初めて千葉管内に配置されたのは、昭和24年(1949年)。それまでC58で牽引していた主要な客車列車に使用し、その高性能ぶりが乗務員に喜ばれた。
大網一土気間にある25/1000(1000m進んで25m上がる)の上り勾配では、ボギー客車7両が定数だったため、8両以上の場合は、後部補機が使われました。
●C5771号の配置歴
昭和13年9月2日 川崎車両で新製
昭和13年9月12日 水戸
昭和19年10月11日 平
昭和24年12月16日 尾久
昭和39年3月1日 田端
昭和40年3月20日 佐倉
昭和44年3月16日 新小岩
昭和44年7月12日 佐倉
走行キロ 270万9100.5km(1969年8月31日現在)
8620形式は、C57、C58形式の出現まで、9600形式とともに、国産の代表的な機関車として長く王座にありました。最盛期の昭和12年には、千葉管内配置110両中70両を占め、総武線、房総線の旅客、貨物列車の主力として活躍しました。
●28646号の配置歴
大正8年6月10日 汽車車両で新製
大正8年7月25日 青森
大正8年8月8日 福島
昭和2年12月28日 仙台
昭和9年11月29日 原ノ町
昭和12年6月5日 一の関
昭和17年12月20日 仙台
昭和18年11月15日 成田
昭和20年12月27日 八王子
昭和41年8月1日 佐倉
走行キロ 291万8941.1km(1969年8月31日現在)
C58形式は、昭和22年には管内配置108両中30両を占めました。C57の配置で一時滅少したものの、昭和41年には34両となり、8620形式についで、管内で両数の多かった機関車。
●C58305号の配置歴
昭和16年11月7日 川崎車両で新製
昭和22年9月15日 一の関
(その後、一の関の水害により履歴不明)
昭和36年3月12日 佐倉
走行キロ 163万8351.6km(1969年8月31日現在)